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阿部技術士・労働安全コンサルタント事務所は、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。

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News詳細11News detail

11)家宅捜索(JR北海道&ノバルティス)

 家宅捜索の報道がありました。2014年2月12日に北海道警がJR北海道本社など5か所を、2月19日に東京地検特捜部がノバルティスファーマ(東京)などを家宅捜索したものです。

 それぞれの告発の内容は次のとおりです。
1)JR北海道 鉄道事業法違反などの容疑 
 「2013年9月、JR函館線大沼駅構内で発生した貨物列車の脱線事故の直後、現場のレール幅の異常値を改ざんし、国 
 土交通省と運輸安全委員会に報告して、国土交通省の特別保安監査を妨害した疑い。また、脱線を予見できたのにレー
 ル幅の異常を放置した可能性があるとして、業務上過失往来危険容疑などでも調べている」と報じられています。

 ★北海道七飯町のJR函館線で9月に起きた貨物列車の脱線事故で実際のレール幅39mmを社員が25mmと改ざんし、補
  修を要する整備基準値の社内規定(19mm)の2倍を超えていたが、事故までの3カ月間、レールは補修されず、同
  社はこれが事故原因となった可能性を認めています
。国土交通省は1月にJR会社法に基づく監督命令と事業改善命令
  を出しているが悪質性が高いとして告発に踏み切ったようです。

2)ノバルティスファーマ 薬事法違反容疑
 「高血圧治療薬(降圧剤)「バルサルタン(商品名ディオバン)」のデータに不正操作があった論文を広告に利用し
 た薬事法違反容疑(誇大広告)で家宅捜査されたと報じられています。この問題では、厚生労働省は2013年8月、検討
 委員会を立ち上げ、調査していましたが、2014年1月、実行者を特定できないまま告発状を東京地検に提出していたと
 のことです。

 ★これとは別に、東京大病院など国内の22の医療機関が実施する白血病治療薬の臨床研究に、治療薬を販売する製薬
  会社ノバルティスファーマの社員8人が関与していたと報じられています。
  ノバルティスファーマ社は、今回告発されたディオバンの臨床研究において、元社員がデータ解析に関わったことが
  問題視されたため、2013年7月に臨床研究に社員を関与させないとの再発防止策を示していましたが、発防止策は守
  られず、社員による回収はその後も続いていたようです。

 ところで、このような、改ざんが跡を絶たないのは何故なのでしょうか。最近、国土交通省のホームページにはJR北海道に関する報道発表資料や大臣の定例会見などが数多く掲載されています。JR北海道のずさんな報告にはあきれるばかりですが、 いったいどうなっているのでしょうか。嘘をつかない隠さない辻褄合わせをしないという基本的な姿勢をとることが何故できないのでしょうか。上述の二つは人命をも左右する重大な事例です。徹底した捜査による原因の究明と今後の再発防止対策の構築が望まれます。

 当事務所では人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止をお手伝いします。また、ものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。  (2014.2.22)
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