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阿部技術士・労働安全コンサルタント事務所は、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。

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6)南海トラフ地震と家具転倒防止(組み合わせ箱)

 2013年5月28日、南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループの最終報告書「南海トラフ巨大地震対策について」が公表されました。表1は地震調査研究推進本部が作成した中国・四国地方の地震のリストです。
 詳細については地震調査研究推進本部地震動予測地図ウェブサイト(http://www.jishin.go.jp/main/yosokuchizu/)をご覧ください。
 南海トラフ巨大地震対策を検討する際に想定すべき最大クラスの地震・津波につ いては、2011年8 月に内閣府に設置された「南海トラフの巨大地震モデル検討会」(座長:阿部勝征東京大学名誉教授)において検討が進められました。特に、津波については、「発生頻度は極めて低い ものの、発生すれば甚大な被害をもたらす最大クラスの津波を想定した結果、津波高10m 以上の巨大な津波が13 都県にわたる広い範囲で襲来することが想定されています。
 政府の地震調査委員会は、南海トラフで起きる大地震の長期予測について、東海・東南海・南海の3地震を、今後は個別評価ではなく、一元的評価に変更する方針のようです。
 南海トラフ沿いで起きる地震は、100〜150年周期とされていますが、規模にはばらつきがみられます。駿河湾から九州東部沖にかけて延びる南海トラフでは、過去に、M8級の,東海・東南海・南海地震が繰り返し起きています。地震調査委は、現在南海トラフ全体を三つの震源域に分け、過去の発生周期から個別に確率を予測しており、30年以内の確率は、2013年1月の時点で、東海88%、東南海70〜80%、南海60%と評価しています。
 ところで、建物の地震対策の基本は耐震化ですが、家具の転倒防止対策も必要です。家具の転倒防止対策が進まない理由の一つに壁や家具に追加工をしなければならないことがあります。しかし、図1のように段ボール箱を組み合わせることによりこの課題を解決した会社があります。詳細は株式会社フジタ建設コンサルタントのホームページ/組み合わせ箱
(http://www.fujitacc.co.jp/kumiawasebox/kumiawasebox.html)をご覧ください。この組み合わせ箱は発明として特許査定(第4290159号)されており、商品として販売されています。今後の普及が望まれます。

 当事務所では人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止をお手伝いします。また、ものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。   (2013.6.1)

表1.地震のリスト(中国・四国地方)

出典:地震調査研究推進本部 地震動予測地図ウェブサイト

図及び写真.組み合わせ箱

出典:福原章博、家具転倒防止「組み合わせ箱」の紹介、徳島県技術士会報(2009)
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