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阿部技術士・労働安全コンサルタント事務所は、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。

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安全情報メモ24Safety information

24)産業別・労働災害死亡者推移

 図1は1978年から2012年まで農業を除く他の産業の死傷者(休業4日以上)と死亡者数の推移を関連する主なイベントと共に示したものです。年々減少してきた労働災害による死亡者数は2009年から1,075人、1,195人、1,024人、1,093人と増減を繰り返しています。また、死傷者数は2009年から105,718人、107,759人、114,176人、119,576人と増加を続けています。
 労働災害は長期的には減少していますが、第三次産業では増加しています。特に、災害が多い小売業、社会福祉施設、飲食店については重点的な取り組みが必要です。
 現在、5年毎に厚生労働大臣が策定する「労働災害防止計画」は第12次計画(平成25年度〜29年度)に入っています。
計画の全体目標は次のように設定されています。各事業場では達成に向けて、トップから安全担当者、作業者一人ひとりまでの安全意識や危険感受性を高める必要があります。
 ◆平成29年度までに、労働災害による
死亡者数を15%以上減少(平成24年比)
 ◆平成29年度までに、労働災害による
死傷者数(休業4日以上)を15%以上減少(平成24年比)


図1.死傷者(休業4日以上)と死亡者数の推移(1/3)
(出典:平成25年度版 安全衛生の概況  当事務所にて3分割)

図1.死傷者(休業4日以上)と死亡者数の推移(2/3)
(出典:平成25年度版 安全衛生の概況  当事務所にて3分割)
図1.死傷者(休業4日以上)と死亡者数の推移(3/3)
(出典:平成25年度版 安全衛生の概況  当事務所にて3分割)

 図2は平成23年度 農林水産省補助事業 農作業安全推進体制緊急整備事業「農作業事故の対面調査事業」結果報告書 『こうして起こった農作業事故』に収載されている労災予防研究所(三廻部眞己)の作成資料です。産業別の死亡者の推移が示されています。
 日本の農作業による死亡者数は1971年の364人を100として、2011年は366人(100.5%)となっており、毎年400人前後とほとんど変化がありません。一方、農作業事故を除く他の労働災害による死亡者数は1971年の5,552人から2011年には1,024人(18.4%, 東日本大震災関係除外)に減少しています。特に、危険を伴う建設業では1971年の2,323人から2011年には342人(14.7%, 東日本大震災関係除外)まで減少しています。
 ところで、農作業での事故の中には他の産業の労働災害における事故原因「本人の不注意」ではすまされないようなものがあります。規制の対象ではないかもしれませんが、労働安全衛生法や規則を適用した対策を実施することにより農作業事故の未然防止や発生時の重篤化防止に繋がる可能性があるのであれば検討し、参考にすべきと考えます。

図2.産業別・死亡者の推移
(出典:「農作業事故の対面調査事業」結果報告書 『こうして起こった農作業事故』)

 
 当事務所では人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止をお手伝いします。また、ものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。

                                                (2013.8.29)
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