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阿部技術士・労働安全コンサルタント事務所は、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。

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安全情報メモ44Safety information

44)労働災害(小売業)

 2013年4月から第12次労働災害防止計画が始まりました。「労働災害防止計画」とは、労働災害を減少させるために国が重点的に取り組む事項を定めた中期計画(2013年2月25日策定、3月8日公示)のことです。2012年度のデータが入ったものが2013年12月2日に厚生労働省のホームページ(http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei21/)に掲載されました。
 重点施策として1 労働災害・業務上疾病発生状況の変化に合わせた対策の重点化、特に、労働災害件数を減少させるための重点業種対策として、次の二つが挙げられています。
 ・第三次産業(特に小売業、社会福祉施設、飲食店)対策
 ・陸上貨物運送事業対策


 ここでは、重点業種として採り上げられた小売業について紹介します。
 二年前の2011年7月14日に発出された厚生労働省の基安発0714第2号によると、第三次産業(交通運輸業及び貨物取扱業を除く。以下同じ。)における休業4日以上の死傷災害は年間5万件近く発生しており、全産業の4割を超えています。
 第三次産業の中で最も災害が多い業種が小売業12,329件(25.0%)です。型別では「転倒」(31.3%)、「交通事故」(13.0%)、「動作の反動・無理な動作」(以下「動作の反動等」(12.7%)、「墜落・転落」(11.3%)、「切れ・こすれ」(8.9%)、「はさまれ・巻込まれ」(6.5%)、「激突」(4.2%)、「飛来・落下」(3.9%)、「その他」(8.1%)の順になっています。
 日本の労働災害の約1割が小売業で発生しています。そして、産業全体の労働災害に占める小売業の割合は徐々に増加しています。直近3箇年の発生件数は次のとおりです。
    年度      2010年   2011年   2012年
    労働災害件数 12,329件   12,849件   13,099件
    死亡災害件数   84件     189件     69件

2012年3月に厚生労働省委託事業「小売業における安全管理の推進検討委員会」作成の
「小売業における労働災害防止のポイント〜安全で安心な職場をつくるために〜」では
小売業における労働災害防止活動の推進として、次の四つが採り上げられています。
 1)4S活動の実施
 2)リスクアセスメントの実施
 3)従業員の労働災害防止意識の醸成
 4)見える化の推進(個別の労働災害防止活動)

 当事務所では人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止をお手伝いします。また、ものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。  (2013.12.12)
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