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阿部技術士・労働安全コンサルタント事務所は、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。

TEL. 088-694-3482

〒771-1330 徳島県板野郡上板町西分字橋北16番地2

労働安全コンサルタント事務所

事務所方針

人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止のために為すべきことを考え、提案します。

 国際労働機関(ILO)が2008年4月28日の世界労働安全と健康の日にあたり発出した資料によると、作業に起因する災害と疾病による人的な損失と経済的な損失を合わせた損失は世界全体のGDPの約4%に達しています。
 日本の労働災害による死亡者数は2011年の東日本大震災を直接の原因とする災害による死亡者数を除くと1961年をピークとして減少傾向を示しています。
 しかし、労働災害による被災者数は増加の傾向にあり、労災保険新規受給者数は年間約51万人に達しており、その人的な損失と経済的な損失は膨大なものになっています。

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所長メッセージ

 人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止のために為すべきことを考え、提案します。

 
「安全第一」の原点は米国にあります。「安全第一(Safety First)」とは「安全を何よりも重要に考える」ことを意味しています。
 1900年代初頭、米国のUSスチール社の社長、エルバート・ヘンリー・ゲーリーは多発していた労働災害に対処するために会社の経営方針を変更しました。「生産第一、品質第二、安全第三」から「安全第一、品質第二、生産第三」に経営方針を改めたところ、労働災害は減少し、品質も改善され、生産高も向上しました。
 この話は安全と経営を語るときに今も引用されています。社会的な背景が異なっているため、単純に当時と今日を比較することはできませんが、今日の労働現場は当時と比較して極めて安全な環境におかれていると思われます。にも拘らず、事故は発生しています。それは、すべての作業に人間が介在しているからです。
 「人間が介在する作業で、結果として生じるヒューマンエラーをどのようにして未然防止するか」、当事務所ではものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。
    
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労働安全コンサルタント

労働安全コンサルタントの業務は、労働安全衛生法第81条第1項に次のとおり、記載されています。

第1項 労働安全コンサルタントは、労働安全コンサルタントの名称を用いて、他人の求めに応じ報酬を得て、労働者の安全の水準の向上を図るため、事業場の安全についての診断及びこれに基づく指導を行うことを業とする。

こんな時にコンサルタントをご利用ください。(一般社団法人日本労働安全衛生コンサルタント会)
@労働災害を発生させたとき
A安全衛生管理特別指導事業場の指定を受けたとき
B計画の届け出をするとき
C機械設備・作業環境等の改善を行うとき
D工場新設や新技術を導入するとき
E安全衛生管理活動が停滞しているとき
F安全衛生管理規程等の作成で困っているとき
G安全衛生教育の講師の選定に困っているとき
H適切な健康診断機関や作業環境測定器を選定したいとき
I安全衛生上の問題で相談相手がなく困っているとき

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労働安全コンサルタント事務所・受注可能業務

36年間在職した医薬品製造会社では技術、資材、研究開発、製造の各部門において、多くの経験をしました。その過程で身につけた知識や経験は、分野を問わず、お役に立てるものと信じています。

機械の包括的な安全基準に関する指針に記載の「機械を労働者に使用させる事業者並びに使用する労働者の皆様」
T)労働安全及び品質の作り込みに関するサポート並びに教育訓練
@労働安全に関するサポート
  ●安全点検を行い、安全点検の意義と種類について理解を深める。
  ●職場巡視を行い、職場に潜在する危険を摘出し、効果的な改善を行い、事故・災害の未然防止を図る。
  ●安全診断を行い、改善方法などについて指導する。
  ●安全教育を行い、危険有害要因を的確に把握し、労働災害発生の未然防止を図る。
A品質の作り込みに関するサポート
  ●5ゲン主義(現物、現場、現実、原理、原則)の徹底、
   並びに
  ●パレート分析の実施により
   以下の項目の実現を図る。
   ・ヒヤリハット削減
   ・稼働率の向上
   ・不良率の削減

B@及びAを実行するための教育訓練
  ●労働安全に関する教育
   「安全の指標」を用いた労働安全に関する最新情報の提供並びに教育
   日本労働安全コンサルタント会等のテキストを用いたリスクアセスメント担当者の養成教育(講義と演習)
  ●機械工学に関する基礎教育
   日本機械学会のJSMEテキストシリーズ(機械材料学、材料力学など)を用いた基礎教育ほか
  ●品質管理に関する基礎教育
   品質管理学会のJSQC選書を用いた品質管理に関する基礎教育ほか
  ●資格取得に関する支援教育
   技術士(機械部門)、労働安全コンサルタント(機械)、玉掛け作業者教育(学科)、
   小型移動式クレーン(学科)、床上操作式クレーン(学科)ほか

U)講演
  ●人間行動に起因する事故・トラブルの未然防止
   基礎と応用実践など

  ●不活性ガスを用いた検査装置開発の歩み
   セレンディピティーとブレイクスルー


機械の包括的な安全基準に関する指針に記載の「機械その他の設備を設計し、製造し、若しくは輸入する皆様」
T)顧客との仕様打合わせ並びに構想設計の段階における品質と安全の作り込みに関するサービス
@技術アドバイス
  必要に応じて、社内の営業・技術部門等の打ち合わせに同席し、アドバイスします。
A技術サポート
  必要に応じて、顧客との打ち合わせに同行し、営業技術をサポートします。
B技術コーディネート
  必要に応じて、各種専門家若しくは産学官との連携をコーディネートします。

U)講演
  ●人間行動に起因する事故・トラブルの未然防止
   基礎と応用実践など

  ●不活性ガスを用いた検査装置開発の歩み
   セレンディピティーとブレイクスルー