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阿部技術士・労働安全コンサルタント事務所は、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。

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消費生活問題メモ12Consumer information

12)食器洗い乾燥機の火災

 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE: National Institute of Technology and Evaluation )には事故情報データベースがあり、いつでも、誰でも、検索することができます。

 図1は、2014年8月19日に報道された食器洗い乾燥機の発煙・発熱に関する記事です。2008年〜2013年度に91件の発煙・発熱事故が発生し、うち火災が53件起きていたことがNITEへの取材で分かったと報じています。そして、NITEは「長期間使っている機器は点検を徹底して欲しい」と注意を呼びかけています。

 モノはどんなに大切に使っても徐々に劣化が進みます。家電製品やガス・石油製品は特に、劣化により危険が生じることもあります。そこで、2009年4月1日から、「長期使用製品安全点検・表示制度」が施行されました。
 長期使用製品安全点検制度(以下、点検制度)の対象は屋内式ガス瞬間湯沸器など、ガス、石油、電気を使用する設置式の9品目です。長い間使用を続けていると、経年劣化により、火災や死亡事故などを起こすおそれがあるこれらの製品を安全に使い続けるために、点検の対象としています。
 長期使用製品安全表示制度(以下、表示制度)の対象は扇風機や洗濯機などの家電製品5品目です。これらの製品については、点検制度ではなく、標準使用期間と経年劣化の注意を促す表示の対象としています。


点検制度の対象製品は、以下の9品目(特定保守製品)です。

  1. 屋内式ガス瞬間湯沸器(都市ガス用)
  2. 屋内式ガス瞬間湯沸器(プロパンガス用)
  3. 屋内式ガスバーナー付ふろがま(都市ガス用)
  4. 屋内式ガスバーナー付ふろがま(プロパンガス用)
  5. 石油給湯機
  6. 石油ふろがま
  7. FF式石油温風暖房機
  8. ビルトイン式電気食器洗機
  9. 浴室用電気乾燥機

表示制度の対象製品は、以下の5品目です。

  1. 扇風機
  2. 換気扇
  3. 洗濯機(洗濯乾燥機を除く)
  4. エアコン
  5. ブラウン管テレビ

図1.食器乾燥機の火災事故
(2008年度以降)   
(出典:徳島新聞2014年8月19日 (23)社会)


 
 当事務所では人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止をお手伝いします。また、ものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。
                                               (2014.9.27)
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