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阿部技術士・労働安全コンサルタント事務所は、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。

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安全情報メモ18Safety information

18)空圧機器のFTA(故障の木解析)

ものづくりの現場では種々の事故・品質トラブルが発生しています。そこで、安全情報メモ11では事故・品質トラブルの解析方法について紹介しました。
 FTA(故障の木解析)の目標は事故・品質トラブルの起こり易さを確率論的に数値で評価することにあります。好ましくない事象をトップ事象に採り上げ、その事象が起こるための原因となる事象を次々と辿り、真の原因を目指します。
 FTAのかなりの時間はFTの作成に費やされます。FTの特徴は事象や論理について一定の記号が用いられることです。FTの作成については、例えば、FMEA,FTAの活用(塩見・島岡・石山)などに詳述されています。
 ところで、表題は空圧機器に関するFTA(Fault Tree Analysis)としていますが、ここでは、FTを作成する前段階の作業を図1に紹介します。図1を作成する作業が最も重要だと考えています。ものづくりの現場では、発生した事故・トラブルを再発防止や未然防止に活かすため、あらゆる角度から事後解析が行われています。FT作成には蓄積されたこれらの情報も活用します。
 一方、FTAはFMEA同様、解析者により要因の採り上げ方が異なる可能性があります。この解析者によるバラツキを少なくし、意味のあるFTを作成しなければなりません。
 意味のあるFT作成のため、図1の第1〜3展開の要因抽出は極めて重要な作業となります。

 当事務所では人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止をお手伝いします。また、ものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。  (2013.5.30)


図1.空圧機器のFTA
(意味のあるFT作成のための要因抽出作業結果)