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阿部技術士・労働安全コンサルタント事務所は、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。

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技術情報メモ34Technical information

34)生産工学(品質管理)

 品質管理は狭義には生産管理の一部と考えられます。従って、当技術情報メモにおいても、図1に示すとおり生産工学の構成要素の一つである生産管理の中の品質管理として採り上げています。
 しかし、近年の品質管理の考え方は生産に限らず、流通から使用までのすべての状況における製品の品質を対象としています。
 ISO9000における品質は「本来備わっている特性の集まりが、要求事項を満たす程度」と定義されています。具体的には、品質とは生産者が提供する製品やサービスが消費者の要求する機能や特性を満たしている程度であると考えられます。
 品質には設計の品質と製造の品質があります。設計の品質とは計画段階における目標品質のことです。また、製造の品質とは生産された結果(製品)の品質のことです。設計の目標品質とおりに生産しても製造の品質が目標品質と同じになるとは限りません。
 品質管理とは、生産現場において、このような製造の品質を管理し、設計の目標品質が再現できるようにする活動のことです。
 品質管理より上位の概念に品質保証があります。品質保証は品質管理と信頼性管理から成り立っています。
 信頼性管理とは、製品の使用中の故障発生の確率を消費者が許容できる確率以下に抑えるようにする活動のことです。生産者は品質管理や信頼性管理を通じて消費者の要求する品質の製品であることを保証できるように設計・製造・検査・サービスを行わなければなりません。これら一連の活動のことを品質保証と呼んでいます。

 生産された製品は消費者が要求する性能などの品質水準を一定期間維持しなければなりません。製造ラインでは品質を保証するため各種の検査が行われています。しかし、人間による検査には限界があるので、目的に応じた検査装置の検討が行われ、導入されています。製造ラインにおいて品質を作り込み、品質レベルを高く設定し、検出精度の高い検査装置の導入により品質を保証すること、これは極めて自然の成り行きです。品質保証と維持管理については技術情報メモ15
において詳述しています。


 
当事務所ではものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。                                      (2013.8.14)

図1.生産管理の仕組み(流れ)概略

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