4)長期使用製品安全点検・表示制度
モノはどんなに大切に使っても徐々に劣化が進みます。家電製品やガス・石油製品は特に、劣化により危険が生じることもあります。そこで、2009年4月1日から、「長期使用製品安全点検・表示制度」が施行されました。
長期使用製品安全点検制度(以下、点検制度)の対象は屋内式ガス瞬間湯沸器など、ガス、石油、電気を使用する設置式の9品目です。長い間使用を続けていると、経年劣化により、火災や死亡事故などを起こすおそれがあるこれらの製品を安全に使い続けるために、点検の対象としています。
長期使用製品安全表示制度(以下、表示制度)の対象は扇風機や洗濯機などの家電製品5品目です。これらの製品については、点検制度ではなく、標準使用期間と経年劣化の注意を促す表示の対象としています。
点検制度の対象製品は、以下の9品目(特定保守製品)です。
- 屋内式ガス瞬間湯沸器(都市ガス用)
- 屋内式ガス瞬間湯沸器(プロパンガス用)
- 屋内式ガスバーナー付ふろがま(都市ガス用)
- 屋内式ガスバーナー付ふろがま(プロパンガス用)
- 石油給湯機
- 石油ふろがま
- FF式石油温風暖房機
- ビルトイン式電気食器洗機
- 浴室用電気乾燥機
表示制度の対象製品は、以下の5品目です。
- 扇風機
- 換気扇
- 洗濯機(洗濯乾燥機を除く)
- エアコン
- ブラウン管テレビ
詳細は政府広報オンライン(http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200812/5.html)をご覧ください。
長期使用製品 安全点検・ 表示制度
出典:経済産業省
(2013.02.13)
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