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阿部技術士・労働安全コンサルタント事務所は、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。

TEL. 088-694-3482

〒771-1330 徳島県板野郡上板町西分字橋北16番地2

よろず見聞録39Experience & knowledge

39-4)京都/東福寺

 2019年11月21日、紅葉見物の観光客で賑わう東福寺を訪れました。東福寺は臨済宗東福寺派大本山の寺院で、京都市東山区にあります。
 図1は、拝観の際、入手したパンフレットに記載の境内の配置図です。本堂と普門院、開山堂を結ぶ「
通天橋」からの眺めは評判通りの絶景でした。現存する仏殿・法堂、方丈、庫裡は度重なる火災で焼失した鎌倉、室町時代の建築物ではなく、明治から昭和にかけて、方丈(1890年)、庫裡(1910年)、本堂(仏殿兼法堂)(1917年~1934年)と、再建されたものです。
 
東福寺のホームページには、次のように紹介されています。
 
「(略)摂政九條道家が,奈良における最大の寺院である東大寺に比べ,また奈良で最も盛大を極めた興福寺になぞらえようとの念願で,「東」と「福」の字を取り,京都最大の大伽藍を造営したのが慧日(えにち)山東福寺です。嘉禎2年 (1236年)より建長7年(1255年)まで実に19年を費やして完成しました。(略)」

 東福寺の三門1425年に足利義持が再建し、現存する禅寺の三門としては日本最古のものです。1997年国宝に指定されています。 広辞苑によると三門は、「中央の大きな門と左右の門と三つ連ね一門としたもので、禅寺の仏殿前にある門を三解脱門、即ち、「空門・無相門・無願門」にたとえ、また、三解脱門は無漏(煩悩を離れた状態)の三三昧の意味で、「自己と自己の所有するものを空と感ずる空三昧すべてのものは空であるから差別の相がないと観ずる無相三昧すべては無相であるから願求するものなしとする無願三昧」をいうとあります。 上層には釈迦如来と十六羅漢が安置されています。
 
 
イブキ(伊吹、学名:Juniperus chinensis)は、ヒノキ科ビャクシン属の常緑高木です。写真3東福寺のイブキは「(略)高さ16.5m、胸高周囲3.36m、枝張り東西10.5m、南北8m。江戸時代中頃、1780年に刊行された『都名所図会』には『円柏(イブキ)の古樹は開山国師、宋国より携え来る』(略)」と、紹介されています。

(参考)文化庁の2018年の宗教統計調査によると京都府の寺院数は3068、神社数は1762となっています。

写真1.
上段:東福寺境内配置図
(出典:拝観パンフレット)
下段:通天橋よりの眺望
(2019年11月21日撮影)


写真2.
東福寺三門(国宝)
(2019年11月21日撮影)

写真3.
東福寺のイブキ
(2019年11月21日撮影)
 当事務所では人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止をお手伝いします。また、ものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。(2019.11.21)
                                          

39-3)京都/東寺(弘法市)~巽橋)

 東寺は、京都市南区九条町にある東寺真言宗の仏教寺院で、平安京鎮護のための官寺として創建(796年?)されました。本尊は薬師如来です。
 806年、唐より帰朝した空海(弘法大師)は、816年に高野山に金剛峯寺を開創しました。その後、823年、東寺は嵯峨天皇より空海に下賜され、空海は東寺を真言宗の根本道場とし、宗団を確立しました。
 2019年9月21日、今年二度目の東寺参拝です。今回は、
五重塔(国宝)金堂(国宝)講堂(重文)を拝観することができました。以下、当日、入手したパンフレットその他の内容を要約します。
 
五重塔は、826年弘法大師が創建に着手しています。現存する五重塔は、雷火などで4回焼失した後、徳川家光の寄進によりに1644年に竣工したもので、全高55mの塔です。初重内部には心柱を囲み金剛界四仏像(東面 - 阿閦如来、南面 - 宝生如来、西面 - 阿弥陀如来、北面 - 不空成就如来)が安置されています。
 
金堂東寺一山の本堂で、1486年に焼失した後、豊臣秀頼が発願し、再興させたもので、1603年に竣工、現在に至っています。金堂は桃山時代の代表的建築で内部には本尊の薬師如来坐像と日光菩薩像、月光菩薩像、十二神将像が安置されています。
 
講堂は、弘法大師が825年に着工し、835年頃完成、以降、大風や地震による破損修理を重ねたが、1486年の土一揆による戦火で焼失したようです。現在の講堂は室町時代の1491年に再興されたものです。
 ここ東寺は、毎月21日、弘法大師の縁日とされ「
弘法市」が開かれています。

 京都市内の中心部、東山区にある祇園は、四条通りを中心に八坂神社の門前町として栄え、今では、年間を通じて多くの観光客が訪れます。
巽橋は、祇園の北側、白川に架かる橋です。テレビや雑誌に頻繁に登場する定番の撮影スポットです。また、巽橋を中心とした地区は伝統的建造物群保存地区に指定されており、祇園の中でも華やかで、情緒のある雰囲気を感じさせる場所の一つです。


写真1.
上段:東寺五重塔外観と
内部構造
(参拝時入手パンフレッ
ト及び2019年11月21日
撮影写真の合成)
下段:東寺境内配置図と
五重塔外観
(参拝時入手
パンフレット及び2019年
11月21日撮影写真の合成)


写真2:
上段
巽橋
下段:巽橋からの眺望
(2019年11月21日撮影)

 当事務所では人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止をお手伝いします。また、ものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。(2019.11.21)
                                           

39-2)大阪/海遊館( 天神橋六丁目 東横イン泊)

 1978年7月から1998年4月までの約20年間、徳島港と大阪港を結んでいた双胴高速船は、1998年4月、明石海峡大橋の開通によりその運行を終えました。海遊館は、1990年7月20日、「天保山ハーバービレッジ」の中心的施設として開館しました。大阪港の近くにありながら、今回(2019年11月20日)が初めての入館でした。
 入館のパンフレットによると、
海遊館は、「リング・オブ・ファイア(環太平洋火山帯)」と「リング・オブ・ライフ(環太平洋生命帯)」をコンセプトにしているとのことで、巨大水槽で環太平洋の海を再現していました。
 巨大水槽にはアクリルパネルが使用されていますが、この巨大水槽の製作施工会社の一つ、香川県にある日プラは、この分野の先駆けで、テレビ(カンブリア宮殿など)でも採り上げられていました。日プラは1969年の設立で、翌1970年には世界初となるアクリル製回遊水槽を屋島山上水族館に納品しています。日本では海遊館のほか沖縄美ら海水族館、旭山動物園などにも納品しています。
 ここ海遊館では、入館者はまず8階までエスカレーターで上がり、回廊型の通路を4階まで下りながら観賞するので、入館者は同じ対象を、水上や水中から複数回鑑賞できます。また、水槽への水の出し入れは、水槽下部から入れ上部から出す方法を採っています。この方式は、浮遊している餌の残りや糞などの回収が容易になり、水の透明度の維持管理には有効とのことでした。

写真1.
海遊館外観
(2019年11月20日撮影)


写真2.
海遊館内部と館内案内の
合成
(入館時入手パンフ
レットと写真の合成)
(2019年11月20日撮影)


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39-1)大阪/大阪城

 2019年11月20日、大阪城の天守閣に登りました。
 図1は各時代の天守閣を比較したものです。 引用した大坂城 豊臣石垣公開プロジェクトの公開資料に現代の天守閣写真を追加しています。
 
大阪城天守閣の入館パンフレットには動乱の歴史を刻む大阪城として、紹介されています。以下、要点のみ。
 石山本願寺の時代
 1496年、浄土真宗の蓮如上人は今の大阪城の場所に坊舎を営み、後に大寺院石山本願寺に成長しましたが、1580年、織田信長に屈し、炎上しました。
 豊臣時代の大阪城
 1583年、豊臣秀吉が石山本願寺跡に築城。徳川家に政権が移り、1615年大坂夏の陣により落城しました。
 徳川幕府による再築
 徳川秀忠の命により、1620年から10年かけて全面的に再築され、幕府の西日本支配の拠点として大きな役割を果たしましたが、明治維新の動乱により多くの建造物が焼失しました。
 昭和の天守閣復興
 明治以後、大阪城は陸軍用地として使われ手いましたが、1931年、市民の熱意によって現在の天守閣が復興されました。1997年には国の登録有形文化財となりました。
図1.
上段:天守閣の比較
(出典:大阪城豊臣石垣公開プロジェクト公開資料に現代の天守閣写真を追加合成)
下段左:公園案内図
(出典:入館パンフレット)
下段右:大阪城天守閣)
(2019年11月20日撮影)

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39)大阪~京都/大阪城・海遊館・東寺・巽橋・東福寺

 2019年11月20日~21日、大阪と京都を訪れました。今回の旅のコースは図1のとおりです。
図1.
徳島
⇒大阪梅田
⇒大阪城
⇒海遊館
⇒東横イン泊
⇒東寺
⇒巽橋
⇒東福寺
⇒京都駅
⇒徳島
(出所:旅に出たくなる
 地図、赤丸追記)

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