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阿部技術士・労働安全コンサルタント事務所は、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。

TEL. 088-694-3482

〒771-1330 徳島県板野郡上板町西分字橋北16番地2

よろず見聞録43Experience & knowledge

43-3)道後温泉本館・松山城・子規堂

 小説「坊ちゃん」の舞台として有名な道後温泉本館は道後温泉を象徴する建築物で1994年に国の重要文化財に指定されています。道後温泉本館は2019年1月から2024年までの予定で営業しながら保存修理工事を継続しており、2021年7月15日からは男湯女湯共、霊の湯の営業になっています。今まで、松山は何度か訪れましたが、本館に入湯したのは今回が初めてです。朝湯の後、道後商店街(ハイカラ通り)を抜け、道後温泉駅前に出たところタイミングよく10時のからくり時計の時間になりました。(写真1)
 ホテルに戻り、車で
松山城に向かいました。松山城は松山市の中心部、勝山山頂に本丸、西南麓に二之丸と三之丸を構える平山城です。1602年、賤ヶ岳の七本槍で有名な加藤嘉明により築城が始められ、完成までに凡そ四半世紀を要したとあります。30数年振りの登城にはロープウェイを利用しました。(写真2)
 すし丸本店で食事の後、路面電車で
子規堂に向かいました。子規堂は正岡家の菩提寺である正宗寺の境内にある資料館です。子規が17歳まで暮らした家を復元したものです。また、子規堂の正面には通称「坊ちゃん列車」の客車も残されています。(写真3)

写真1
上段:道後温泉本館
(工事中出入り口)
(2022年5月16日撮影)
中段:道後温泉本館工事中外観

(2022年5月16日撮影)
下段:からくり時計
(2022年5月16日撮影)

写真2
上段:
松山城天守からの眺望
(2022年5月16日撮影)
中段:
松山城天守からの眺望
説明写真

(2022年5月16日撮影)
下段:ロープウェイからの眺望
(2022年5月16日撮影)


写真3
上段:子規堂
(2022年5月16日撮影)
中段:史跡案内
(2022年5月16日撮影)
下段:坊ちゃん列車の客車
(2022年5月16日撮影)
 当事務所では人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止をお手伝いします。また、ものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。(2022.5.16)

43-2)しまなみ海道/因島水軍城・平山郁夫美術館(メルパルク松山泊)

 2022年5月15日午後訪れた因島水軍城はしまなみ海道の因島北ICを下りて車で5分位のところにある因島村上氏が残した武具や古文書などの歴史資料を展示している資料館です。入館時のパンフレットを見て分かったのですが、当地が「日本最大の海賊”の本拠地:芸予諸島-よみがえる村上海賊“Murakami KAIZOKU”の記憶-」として日本遺産に認定されていました。
 日本遺産は文化庁が地域の有形・無形の文化財をストーリーとしてまとめ、観光振興につなげる目的で毎年認定していました。当初、2020年度までに100件の認定を目指していたようですが、予定通り目標に到達(104件)したので、今は新規認定の募集を取りやめているようです。パンフレットには2016年4月25日に認定された「日本最大の海賊”の本拠地:芸予諸島-よみがえる村上海賊“Murakami KAIZOKU”の記憶-」の認定ストーリーが次のように記されています。
 
戦国時代、宣教師ルイス・フロイスをして "日本最大の海賊"と言わしめた「村上海賊」"Murakami KAIZOKU"。 理不尽に船を襲い、金品を略奪する「海賊(パイレーツ)とは対照的に、 村上海賊は掟に従って航海の安全を保障し、 瀬戸内海の交易・流通の秩序を支える海上活動を生業とした。 その本拠地「芸予諸島」には、 活動拠点として築いた「海城」群など、海賊たちの記憶が色濃く残っている。 尾道・今治をつなぐ芸予諸島をゆけば、 急流が渦巻くこの地の利を活かし、中世の瀬戸内海航路を支配した 村上海賊の生きた姿を現代において体感できる。

写真1.
上段:因島水軍城
(出典:因島市ホームページ)
中段:因島水軍城 城門
(2022年5月15日撮影)
下段:水軍城資料館内部
大阿武船1/12模型(実寸26m)

(2022年5月15日撮影)



 続いて訪れた平山郁夫美術館は因島の隣、生口島にあります。平山郁夫美術館は今年開館25周年です。訪れた5月15日は丁度「陶板再現!風神雷神図屏風展」の最中でした。陶板は大塚オーミ陶業株式会社の特別協力によるものでした。
 本棚を探していると「敦煌(とんこう)歴史(とき)の旅●シルクロードに法隆寺をみた」を見つけました。これは1988年3月31日に発行された平山郁夫の著作で、巻末に1989年5月25日初版2刷発行とありました。内容はあまり記憶していなかったのですが、印象に残った
写真2の3枚に関わる記述があったので紹介します。
 
写真2上段は1959年の作品「仏教伝来」(169.8×221.6㎝)です。これは人生の師と仰ぐ玄奘三蔵を描いた作品で第44回院展に出品しています。制作上の大きな転機となった作品と振り返っています。
 本文54頁から引用
(略)この絵を描きたいーこの絵がきっと私の道を拓く。私はそう確信しました。理屈ではありません。直感です。啓示をうけたといえばいいのでしょうか。私が見つけだしたのではなく、向こうからその僧はやってきたのです。(略)
 
写真2中段は2001年の作品「絲綢の路 パミール高原を行く」(171.0×366.0cm)で、 第86回院展に出品しています。
 本文125頁から引用
(略)法隆寺を識るということは日本文化の原点を探すスタートラインです。文化が仏教と同じく東漸したということは、日本文化はシルクロードからやってきたといえます。文化と宗教が不即不離だったことは歴史が示しています。シルクロードを西へ西へと行くとパミール高原で二つのルートに分岐します。一つはインド。もう一つはトルコを経てローマに至ります。インドが仏教、ローマはキリスト教、トルコ、アフガニスタンなどがイスラム教ー世界三大宗教がシルクロードと密接な関わりがあることを示しています。(略)
 
写真2下段は1967年~1968年にかけて行われた模写で、平山郁夫は3号壁の観音菩薩像縦(309.0×横(上幅)156.0 (中幅)148.5(下幅)149.0cm)を担当しています。
 本文83~84頁から引用
(略)壁画は、便宜上第1号から12号と名付けられた合計12壁で構成されており、東面と西面が三壁、北四二壁、南面二壁です。うち大壁が第1号(東大壁)、第6号(西大壁)、第9号(北西壁)、第10号(北東壁)で、それぞれ、釈迦、阿弥陀、弥勒、薬師の諸仏が描かれていて、最大の価値があると評価されている第6号壁の阿弥陀如来図を恩師の前田青邨先生が担当されました。私は小壁の第三号壁の観音菩薩立像図に取り組みます。(略)
写真2.
上段:仏教伝来
(展示は陶板画169.8×221.6cm、
 写真は敦煌歴史の旅より引用 )

中段:絲綢の路
   パミール高原を行く
171.0×366.0cm
(2022年5月15日撮影)

下段:法隆寺金堂壁画再現模写
(3号壁)観音菩薩立像

縦309.0cm×
横(上幅)156.0cm
 (中幅)148.5cm
 (下幅)149.0cm
(2022年5月15日撮影)

 当事務所では人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止をお手伝いします。また、ものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。(2022.5.15)

43-1)尾道/千光寺

 8時30分に自宅を出発、千光寺公園内駐車場には11時15分頃到着しました。大宝山権現院千光寺は806年弘法大師空海の開基と伝わる尾道屈指の古刹です。標高140mの大宝山の中腹にあり山の斜面からせり出すような舞台造りの本堂からは尾道水道を一望できます。
写真1.
上段:千光寺本堂
(出典:千光寺ホームページ)
下段:本堂からの眺望
(2022年5月15日撮影)


 当事務所では人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止をお手伝いします。また、ものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。(2022.5.15)

43)尾道/しまなみ海道/松山・道後

 2022年5月15日~16日、尾道からしまなみ海道を渡り松山・道後温泉を訪れました。今回の旅のコースは図1のとおりです。
図1.
徳島(自宅)
⇒板野
⇒高松自動車道
⇒瀬戸中央自動車道
⇒山陽自動車道⇒福山西
⇒千光寺⇒JR尾道駅
⇒しまなみ海道
⇒因島水軍城

⇒生口島/平山郁夫美術館
⇒国道317号⇒松山・道後
(メルパルク松山泊)
⇒道後温泉本館⇒松山城
⇒子規堂⇒松山自動車道
⇒徳島自動車道
⇒土成⇒自宅
(出典:NEXCO西日本、
 赤丸追記)

 当事務所では人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止をお手伝いします。また、ものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。(2022.5.15)
                                       

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