よろず見聞録41Experience & knowledge
41)琴弾公園/銭形の砂絵
2020年10月29日、自宅を10時40分に出て、高松自動車道経由、観音寺市にある琴弾公園/銭形の砂絵に向かいました。12時10分頃、到着。
写真1の中段は公園の案内図です。まず、大きさを体感するために地上から見ることにしました(写真1の上段)。すぐ近くにある観光案内板には次のように紹介されていました。
寛永10年(1633年)に藩主、生駒高俊公が領内巡視の際、地元の領民たちが藩主歓迎のため、有明浜に銭形
の砂絵「寛永通宝」を一夜のうちに作り上げたと伝えられています。
山頂から見たときにきれいな円形に見えるように、東西122m、南北90m、周囲345mの縦長の楕円形にな
っています。砂の芸術として保存されており、春と秋に形をきれいに整える砂ざらえがボランティアにより行われ
ています。夜にはライトアップもされており(22時まで)、この銭形を見た人は健康で長生きできてお金に不自由
しなくなると言われています。
その後、瀬戸内海を望む琴弾回廊で昼食を済ませ、砂絵を見るために展望台へ向かいました。写真1の下段は、展望台から撮影したものです。
藩主を歓迎するために作った銭形の砂絵、放置すれば元の砂浜に戻ってしまうところですが、現代まで400年近くも維持管理されています。感動です。
図1.
琴弾公園/銭形の砂絵
(出所:NEXCO西日本道路
地図に赤丸追記)
写真1.銭形の砂絵
上段:2020年10月29日、
琴弾公園案内板付近
から撮影
中段:2020年10月29日、
琴弾公園案内板
下段:2020年10月29日、
展望台から撮影
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