44-1)国立科学博物館
2022年6月11日に川崎で予定があるため早めに上京し、東京スカイツリーから江戸東京博物館を回ろうとしていたのですが、江戸東京博物館が全面的な設備機器更新等の大規模改修工事(【休館期間】2022年4月1日〜2025年度中(予定))で休館中であったため国立科学博物館(科博)に変更していました。
科博に変更したのは、たまたま、妻が、6月8日に放送されたNHK Eテレの、ザ・バックヤード「国立科学博物館 巨大クジラと植物の不思議」を見ていたのがきっかけでした。番組は次のように紹介されていました。
「国立科学博物館の普段は入れない裏側へ潜入! 世界初のマッコウクジラの展示が出来上がる舞台裏から、
1000年生きるという不思議な砂漠の植物、身近にいるミクロな生物まで...。科博が誇る展示品の裏側を研究者の
案内で特別に拝見。知的好奇心を刺激する教養エンターテインメント。」
2022年6月10日、東京スカイツリー13時20分発のバスに乗り、上野にある科博に向かいました。科博のホームページには次のように紹介されています。
科博は1877年に創立された日本で最も歴史のある博物館の一つであり、自然史・科学技術史に関する唯一の総合科学博物館です。科博は、日本及びアジアにおける科学系博物館の中核施設であり、主要な三つの活動(調査研究、標本資料の収集・保管、展示・学習支援)を推進しています。これらの活動を上野本館(日本館(重要文化財指定)・地球館)、筑波地区の実験植物園や研究棟、標本棟、更に港区白銀台地区の付属自然教育園(天然記念物及び史跡指定)の主に三地区で展開しています。
写真1は国立科学博物館上野本館です。国立科学博物館概要2017によると貴重なコレクションの保管数は452万点を超えており、また、2016年度の入館者数は247万人を超えています。
写真2は半身模型と実物骨格を組み合わせた世界初のマッコウクジラ半身模型付全身骨格標本です。令和3年2月24日のプレスリリースには次のような記載があります。
本個体は、2005年8月に鹿児島県南さつま市(当時:鹿児島県加世田市)の海岸に生きて打ち上がりました。
救護の甲斐なく数時間後に死亡、調査し現地へ埋設しました。体長13.77m のオスです。2009年3月に発掘し、
展示標本としてよみがえりました。2010年の特別展「大哺乳類展-海のなかまたち」、2013年の特別展「深海」
では頭部のみ、2019年の特別展「大哺乳類展2」では全身標本をそれぞれ展示しました。今回、更なる補修・整
備をし、常設展に設置することになりました。
写真3は一本の木にすむ昆虫とクモの標本です。 熱帯雨林の一本の木に生息していた1705種12382匹の昆虫とクモの標本が展示されていました。
写真4は1977年に日本で初めて打ち上げられた気象衛星ひまわり1号です。科学技術を通じて人は宇宙から地球を見るようになりました。
写真1.国立科学博物館上野本館
(2022.6.10撮影)
写真2.
マッコウクジラ
半身模型付全身骨格標本
(2022.6.10撮影)
写真3.
熱帯雨林の一本の木に棲む昆虫とクモの標本
(2022.6.10撮影)
写真4.
1977年打ち上げ気象衛星ひまわり1号
(2022.6.10撮影)
当事務所では人間行動に起因する事故・品質トラブルの未然防止をお手伝いします。また、ものづくりの現場の皆様の声を真摯に受け止め、ものづくりの現場における労働安全の構築と品質の作り込みをサポートします。 (2022.6.10)